夏魚 『 鮎 』塩焼き


代表的な夏場の魚です。天然物はまだ解禁となっていないので養殖の鮎ですが近年飼育や餌の研究で養殖の技術もかなり上がっています。天然鮎は『香魚』と言われるくらいに苔の香り(スイカやメロンの様な香り)がしますが養殖の鮎は餌付けをしている為、香りは全くしません、その代わりに丸々と太っていて天然物よりも脂があり天然物とは違った美味しさがあります!そう考えると姿形は同じ様でも(厳密には違いますが)天然鮎と養殖鮎は全く別の魚ですね(笑)因みにヤマメやイワナは海に渡りサクラマスやアメマスと大型となり姿も呼び名も変わりますが、鮎は一年魚で一年しか生きせん。養殖物も稚魚から生魚まで一年間で育てあげるのは結構ハードですね。今回仕入れてた養殖の鮎が入っている木箱にこう書かれていました。「和歌山県産 天然種苗 養殖鮎 紀州仕立」ずいぶん難しい鮎だなーと(笑)、でも養殖業者の方の心意気が凄く伝わってきますよね!

【 鮎の塩焼き 】 800円